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マンガや動画その他を見た感想などを勝手気ままに書いています.
論文メモとかの仕事関連の記事は,2010年8月9日以降 はてなダイアリーでつけることにしました: 論文メモその他 ブログ以外にTwitter もやってます. こちらは趣味と仕事となんやかんやがごちゃごちゃです: http://twitter.com/L_I_B 当ブログはぷよm@sシリーズを全力を挙げて応援しています. よろしければ紹介記事をどうぞ: 検索エンジンからおいでの方に「ぷよm@s」を紹介してみる
連載開始から3周年を迎えた ぷよm@sシリーズ,最新作のpart28が投稿されていますね.
やー,面白いですなー. やっぱ大好きだわー ぷよm@s. ってわけで格納以下,part28のネタバレ込み感想を.
羽海野チカ先生の 「3月のライオン」 の話.
今週のヤングアニマルを読んだけど,3月のライオンはやっぱりすげー面白いね. やーしかし,これどうすんだろうな. 当然のことだけど,あのいじめっこたちに対して,共感に訴えかけるような説得が有効とはとても思えない. たとえば 「やられる相手の立場になって考えろ」 と言ってみても,もとよりそんなことは考えた上でやっているに決まってるじゃないか. 彼女たちは,「相手の立場になったらものすごく嫌だろう,だからやるのだ」 という逆説的な動機を持っているに違いない. だってイジメってのは相手が嫌がるからやるものでしょ. だから,問題を根本的な解決に導こうとするならば,上からムリヤリ徹底的に押さえつけるか,もっと楽しい何かを与えるしかない. ゲンコのひとつもくれてやるとか,なにか夢中になれるようなものを見つけさせるとか. ただまあ,ゲンコくれてやったり,ある種体育会系なグループの中にぶち込んで「しつけ」というか「矯正」というか「更生」というか,みたいなことをするってのは,問題を根本的に解決する途の一つではあると思うけど,絶対に正しいとは言いたくないのだ. 同じように,いじめっこたちに生きる意味だの充足感だのやりがいだのを与えて,あの無為に淀み閉じている空間から連れだしてやる――なんてのも,これも根本的な解決につながるのだろうけど,それこそが正しいやりかただとは思えないな. なぜって,そういうのって今いる価値基準から彼ら彼女らを無理矢理ひっぱり出して,別の価値基準へと当てはめる行為だからね. それは公教育の本質ではあるだろうけど,私個人の趣味には合わない. じゃあなにが私の趣味に合うかというと,価値基準の変更を伴わない叱り方なのだ. たとえば「もっとうまくやれ」みたいな. 我々が暮らしている社会の一般通念からして,あのいじめっこたちの行為が支持されるということはありえない. そしていったんそれが明らかになれば,見逃されるということも,まずもってないだろう. あの行為は明らかに 「悪」 なのだ. 必要でもないのに不幸を生むような行為なのだから. ではそのようなことをしたい,という欲求を持つ人はどうしたらいいのだろうか. その欲求を捨てられるような今とは違う価値観に身をおく,というのはひとつの途だろう. だがもうひとつの途もある. うまく社会と折り合いをつけ,そういう欲求を持っているということは隠しつつも,その欲求を満たすことが可能な場所に身をおくことだ. 権力のある地位に上りつめたり,そういう 「遊び」 ができる場所や相手を見つけたり. 自分たちが暮らしている社会で一般に共有されてる正義感や倫理観を持ちあわせていない人や,反正義的・反倫理的なことをしたい人がいる. そういう人に対して学校や教師ができるのは,価値観を「矯正」することだけではないはずだ. その性癖をおおっぴらに出さず,その願望をなんとか叶える場所を探すということを教える,というのも,あるいは可能なのではないだろうか. 表層では 「上からムリヤリ徹底的に抑えこむ」 ことは変わらないのだが,その動機がそのようなものだとしたら……. それはやっぱり,なにかがちょっと違ってくるはずだ. 3月のライオンがもし問題を 「解決」 するのならば,その解答はたぶん更生・矯正のほうになるのだろう. 大人気でおおいに売れている作品なのだから,普通に考えたら社会通念と合わないような解答が選ばれることは,まあ,ないだろうと思う. しかもこれは現場で戦ってる人たちの話なんだから,遠くから眺めて他人ごとのように自分の趣味を押し付ける私の視点などは彼ら彼女らにとってどうでもいいことだろうし. でも,たとえそうであったとしても,もしこの作品が私の予想を裏切って私にとって納得的な 「解決」 を見せてくれたとしたら……. いやー,そうなったらじつに嬉しいなあ,拍手喝采だなあ,とか思ったりするのでした.
星里もちる先生の 「ちゃんと描いてますからっ!」2巻,読んだ.
いつもいつも原稿を途中でほっぽり出して逃げ出す父親に文句をたれつつも影に徹して原稿を仕上げていた歩未が,今巻では少しずつ独歩の兆しを見せているのが印象的だった. 歩未とお父さん,それぞれに抱える優越感と劣等感が加速していきそうな気がして少しだけわくわく. あさのゆきこ先生の 「夕焼けロケットペンシル」 みたいな展開になるのかなー. 個人的にはもうちょっとこじれてほしいところだがw …………. 荒川弘先生の 「銀の匙」2巻もやっぱり面白かった. 幼い頃から動物の生老病死に間近に接し関わってきた荒川先生の死生観が,主人公の八軒を通してじわりじわりと伝わってくる. これほんと先が楽しみだわ. …………. それにしても 「銀の匙」 の八軒とか,宮原るり先生の 「みそララ」 の穀物娘たちとかを見てるとしみじみ感じることがある. あーこいつらは伸びるわー,このまままっすぐ育てば間違いなく伸びるわー,ってね. そういうポテンシャルがはっきりわかる若者を見ているのは頼もしくもあり,切なくもある. 正直なところを言えば,こいつらに対しては羨望と嫉妬も感じているのだ. こんだけオッサンになると自分がどの程度の奴で,上に行くような奴らがどういう人達なのかもう分かってくるからね. ただまあ,若い人達にどんどん追いぬかれていっても,芽を潰したり足をひっぱったりすることだけはしたくないなー,と思う. みそララの社長のように,せめてこういう子たちの邪魔はしないようにしなきゃ,と誓いを新たにするわたくしであった.
へえ,これはいいまとめだ.
今年の面白かった「SS」教えて|エレファント速報:SSまとめブログ 2ちゃんVIPのSSで今年の良作を紹介しているわけですな. ここに載っているSSの中で私が好きなのはここらへん: 勇者「冒険の書が完結しない」|エレファント速報:SSまとめブログ 勇者「女魔王との結婚生活」|エレファント速報:SSまとめブログ ……あれ? これだけかなぁ私の趣味に合ったのは. ならば,ここには挙がっていないもので今年のお気に入りSS作品をいくつか: 女妖怪「わ、私を呼び出した代償が“童貞”だと・・・!?」 : SS宝庫~みんなの暇つぶし~ 男「ゴホッゴホッ」 淫魔「あら、風邪?」|エレファント速報:SSまとめブログ 幼馴染「私たちってさ : SSちゃんねる 魔王「今日も平和だ飯がうまい」|エレファント速報:SSまとめブログ 魔王「失脚してしまった・・・今後の生活どうしよう・・・」|エレファント速報:SSまとめブログ 女「右足を出します」 男「うむ」|エレファント速報:SSまとめブログ だいたいこんなところだろうか. 私はSSまとめブログに載っているものを眺める程度のライトファンなのだが,この形式の小説は好きなので今後も追いかけていきたいなーと思ってる. いつまでもこの文化が続くといいなあ.
犬上すくね先生「あいカギ」が全三巻で完結した.
爽やかな終わり方でとても良かった. 近々連載復活の「恋愛ディストーション」とのクロスオーバーも,恋ディスファンとしては嬉しかったな. 以下,感想ともなんともつかぬものを. 物語のメインになるのは,ケン・きいのコンビ. 伝えられずに心の奥にしまい込んでいた思いが姿になったふたりが,クライマックスでかつて果たされなかった思いを遂げ,元の姿にかえっていく. ながく,つよい思いは,そのぶん引っ張り出されるのに力と時間を要したのだが,それだけに願いがかなえられた時の爽快感はとても強いものだ. ……. さて,すこし一般的な話になるが. この作品にかぎらず,「思いを果たし消えていく霊」的な存在や,「前世からの生まれ変わりで運命が決まっている人物」というのを物語で目にすることは多い. 恨みを残してこの世を去った人物が復讐を遂げて成仏したり. 愛する人を守って死んだ人物がもう一度生まれ変わってその人と恋をしたり. これらはみな感動的ですばらしい物語だと思って私も大いに楽しんでいるのだが,同時にどうにも もやもやした読後感が残る. なぜなら彼ら彼女ら (霊だったり生まれ変わった人物だったり) の存在意義・人生の目的が,あらかじめ決定されてしまっているからだ. 宿命的に定められた目標を果たして満足し,消えていく人生(霊性?)や,運命的に定められた路をなぞっていく人生というのは,はたして善いものだと言えるだろうか? おそらく彼ら彼女らの主観では,善いものであるに違いない. むしろこれ以上ないくらい充実した人生だといえるだろう. はじめからなんの迷いもなくひとつの目標に向かってまっすぐ進み,それを叶えることを目指すだけの人生は,ふらふらとあちらに行きこちらに迷い込む人生よりよほど充実したものであり,その思いを遂げる人生は幸福なものだろう. だがそのことを読者である私が心底から感じ入り,納得することは難しい. 幸福や不幸,善い人生・悪い人生といったものを評価する前提が彼ら彼女らと自分とでは違うからだ. 私や多くの人は,どういう人生を生きるかがあらかじめ決まっていない. 多くの人は人生の目標をみずから選択できるし,選択しなければいけない. 人生の目標などもちろん選ばなくてもいいのだが,どういう人生を生きるかだけは選択しなければいけない. それは不幸なことでも幸福なことでもある. みずから選択した「幸福」は,いついかなるときでも「それは本当に幸福か?」と疑うことができるという意味で確たるものではないが,逆にあらかじめ定められた目標などないから,確たる失敗というものもないからだ. 目的が一義的に定まっていない,あらかじめ充実が約束されていない人生が,われわれが──少なくとも私が──幸福や不幸,善い人生・悪い人生を評価する前提にある. そんな前提を共有していない彼ら彼女らの幸福感は,本当の意味で自分が得心することはできない. ただその言葉や表情から「読む」ことができるだけだ. 物語からその感覚を「体感」することは難しいが,「読解」することはできる. 「あいカギ」が私にとってハッピーエンドであるのは,体感ではなく読解によるものである. 私の人生よりよほど充実し幸福であるはずのケンやきいの,出征していった彼や待ち続けた彼女ではなく,ほんとうに彼ら自身のためだけの人生に思いを馳せ,少しばかり寂しい思いにとらわれるのは,だからケン・きいとはまったく関係ない私の個人的な感傷にすぎないのだ.
ぷよm@s,part26からわずかに一月あまりで,part27が投稿された.
いやー,この展開に驚かない視聴者なんて,どこにもいないだろうなあ. 毎回毎回,闘ぷよパート驚きに満ちているってことは当然みんな予想しているわけで,まあ今回もビックリドッキリな展開があるんだろうなーなどとハードルを上げながら見るわけだけど,それでもなお度肝を抜かれるというのはねえ. なんなんだろコレは. ……. 感想記事や闘ぷよ解説などは毎度のことながら他の方々 (→Come sono bravo -wiki- - ぷよぷよ:ぷよm@s紹介ブログまとめ) にお任せすることにして,格納以下では今回スポットがあたった あずささんとその闘ぷよスタイルについて,part27を見ながら思いをめぐらせたことを徒然なるままに記してみたい.
きのうメシつくる時間がなかったので,夕方に一時帰宅してメシつくって食った. 小松菜と長ネギとニラともやしとブナピーとしめじと豚ひき肉で炒め物. 要するにスーパーで安かったやつ何でもぶちこんだだけ. 豆板醤とか気の利いた調味料なんか一切なし,お弁当用なのでかなりキツめ濃いめ,でもゴマ油とネギさえ入ってて出来たてなら旨いのだ.
炊きたてご飯に納豆かけて,中華風の炒め物とコンソメスープと牛乳. 和洋中入り乱れた謎の食事でも,作りたてで空腹なら旨いのだ. もう風呂入って布団の中でマンガでも読みたくなったけど,今日は平日なので戻らにゃならんのだ. ああ面倒くさい. …………. いやー,じつにどうでもいい話なんだけど,なんというか,最近やたら読み直してる よしながふみ先生の 「きのう何食べた?」 に影響されて,どうでもいいご飯についてちょっと語ってみたかったのだ. 「きのう何食べた?」は現在5巻まで出てるシリーズ. よしながふみ先生では「大奥」よりこちらのほうが好きかも. 「大奥」も面白いけど.「大奥」は遥か彼方で起こるドラマチックな物語,「きのう……」は自分と重ねあわせられる身近な物語,って感じ. 料理がたくさん描かれるといっても,ごくごく普通の家庭料理であって, 「美味しんぼ」 的に命かけたものでもなく, 「にがくてあまい」 的に小洒落たものでもないのだ. でもそれが好き. 自分がシンクロできる的な意味でね. 登場人物たちも無理にヒロイックだったりしないし,物語も無理に寓話的だったり倫理的だったりしないし. 姑さんに傷つけられたことのある嫁さんが,いざ自分が姑さんになったら嫁さんを傷つけちゃって,でもしょうがないじゃん!みたいな. そんな身も蓋もない物語がいいのだ. だってしょうがないものはしょうがないじゃん. こういう人たちを眺めることで,みんなそうだよね的に,うしろ暗いところばっかりの自分の人生を肯定したいんだい. 主人公たちがゲイカップルってのも自分的にはいいのだ. 悪いことなんかじゃないんだけど身内には後ろめたさがあったり,どこまでもマイノリティだという感覚があったり. すごいシンクロするんだけど,ゲイであることも弁護士も美容師も自分とはかけ離れていることなので,距離をおいても見られる. これがあまりにも自分の立場と同じところが多すぎたら,たぶん逆に読んでてつらかったと思う. 自分じゃない人たちの物語であり,でも自分の暗部と重なるようなところもありながら日々を送っている人たちの物語. そういうところが大好きなんだよな. そもそも自分がフィクションに求めているのって,みんなのヒーローで日の当たる世界で大活躍するような人物像と,決して有名になどなろうとせず慎ましやかにでも幸せに日々を送っているような人物像と,ふたつあるんだよね. その片方についていえば,ほとんど理想的に満足させてくれるのが「きのう何食べた?」という作品の,私にとっての素晴らしいところなのだ.
ニコマス ブログ大喜利第1回 『疾走感』 ただそのために/ウェブリブログ
ニコマスブロガーではないんだけど面白そうなので参加させていただきたく. というより,単独でエントリ立てるほど書けることがないんだけど好き,ってな動画について,「お題」をいただけると,そのお題に沿ってなにか書けるんじゃないかっていう感じで. たぶん私はすべての参加者のなかでニコマスの人としてはダントツに薄いだろうなーと思うけど,まああまり気にしない方向で. まずこちら. ……疾走感? というかショートカットされて勝手にゴールテープを切られてた,って感じ? この人のシリーズはかつて一世を風靡しただけあって,どれも腹筋崩壊必至なのでぜひ. あんまり動画見るヒマがないような忙しい人でもOKってのがいいですね! つぎにこちら. シビれます. ちはやちゃんと一緒にエキサイトして,キックバイクに乗って画面の向こうまで飛んで行きたくなること請け合い. みっつめ. 真の魅力が豪速球で伝わってくる こちらの作品で. なんだろうなあ,寄り道なんかせず,脇目もふらず,まっすぐストレートにこちらに向かってきてくれるような感じがいいですね. ためらわずに全身で,それも前のめりで彼女を受け止められるような,そんな人になりたい. ニコニコらしい弾幕もコメントアート職人も健在ですな. さいごに. たぶん一番たくさん見てるニコマスPV系動画じゃないかなあ. しずかに,期待に胸をふくらませながら始まって,徐々に,どんどん,ガンガン畳み掛けてくるのが最高に気持ちいいのよね. 疾走感,とはちょっと違うのかもしれないけど,なんだろう,加速感? アクセル踏み込んでる感じ. 最後までくるともう圧倒されてしまって,真っ白になって,ああ気持ち良かったなあ,と満足感に浸ることになるのだ. カタルシスとは,こういうことさ. というわけで,マイリストをたどりながらお題に当てはまりそうな動画を四本ほど選んでみました. ノベマス・架空戦記以外のニコマス動画についてなにか書いたのは初めてですが,うん,これはなかなか楽しいですね.
ぷよm@s part26 公開から一日たち,少しずつ興奮が落ち着いてきたので,あらためて感想をば.
いやー,今回はもうまぎれもない神回でしょう. え? 毎回そう言ってるって? う,いや,まあ,そうかもしれないですが,うーん,じゃあ今回は個人的神回ということで. だってもうホントにすばらしかったんだもん. そんなこんなを,格納先にネタバレ込みで (ムダに長く) 書いてみた.
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