157日目 ぷよm@s論,「とりとめの無い話」シリーズ

すばらしいぷよm@s論を見つけた!
ぷよm@sを語る。ついでに現状報告。 - 「とりとめ(ry」の楽屋裏。
ノベマス作品をつくっておられる おしるP による,ぷよm@s論.
ぷよm@sが圧倒的に優れている演出,構成について,BGMやキャラクター配役,そしてぷよぷよ戦解説を例に語っている.これがまた実に説得力がある.さすがにノベマス作者の視点は違う.

たとえば,BGMの効果について説明してくださっているpart8.確かにBGMの使い方が非常にうまいとは思っていたが,こんな深いところまで私が自力で気づくことはできない.これが見巧者の眼というものなのだ,と思い知った.
そして改めてpart8を上の記事を拝読した後に見てみると,BGMの使い方の巧みさが具体的にみえてくるような気がする.二戦目の究極連鎖法炸裂の流れ以外にも,
●一戦目開始直前ではなく,少し前からテンションの高い曲を流すことで期待を煽る
●一戦目決着の後に無音状態をつくり,千早の修行場面へ向けてバトルの流れを切る
などといったことに気づく (これは私が素人の浅知恵でそう思ったというだけで,間違っているかもしれないけど).


なぜ,私はぷよm@sを見て楽しむだけではなく,それについての語りが読みたいのだろうか.
それはたぶん,優れた作品を見たとき,見巧者はどのように見たか知りたい,という欲求が私にあるからだと思う.
見巧者は私とは違う眼を持っている.題材について深く知っている人,多数の別ジャンルの物語を見てきた人,多数の同ジャンルの物語を見てきた人,物語を作る人,研究する人,才能がある人,などは私と同じ動画を見ながら私とはまったく別のものを見取っている.それを知りたい.それを知ることで,自分では気づくことがなかった別の楽しみ方を知ることができる.その作品をもういちど新しく楽しむことができる.人生が少し豊かになる.
ぷよm@sについていえば,
おなじ作り手としての演出・構成・脚本論.
一つの作品をていねいに解きほぐすことのできる方の,ぷよm@s論を超えて普遍性のある演出論.
ノベマス,架空戦記を無数に見てこられた方の演出・構成論その1その2その3
これらを読むことができて,すばらしい作品であるぷよm@sを,私はさらに楽しむことができた.ありがたいことだと思う.そしてまた,もっとそういう語りを読みたいとも思う.


まあでも,実は,演劇とか映画とかその他の世界で確立しているはずの演出とか構成とか脚本とかの方法論を学べばいいという話なんだろうけど…


… おしるP のファンになったので とりとめの無い話 シリーズ を拝見しはじめた.いまのところ,ほのぼのドタバタでいい感じ.これからどうなるか楽しみだ.

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by LIBlog | 2009-10-02 23:27 | 動画サイト関連 | Comments(2)
Commented by 姫路民 at 2009-10-30 22:36 x
どうもはじめまして。
この度は拙作のブログ記事を読んでいただいたようでまことに……

って、いくらなんでも反応が遅すぎですねごめんなさいorz


……まあ、私の救いがたい点はお見逃しいただくとして。

私にとって、好きな作品が「これ面白いなー」と紹介されているのを見ることは、すごく嬉しいことです。
LIBlogさんがぷよm@sについて熱く語ってくださっていることも、ものすごく嬉しかったですし。

そういった喜びを、LIBlogさんにも感じていただくことができていたとしたのなら、それだけであの記事を書いてよかったなぁと思えます。
最後になりましたが、本当に記事を読んでいただきありがとうございました。
Commented by LIBlog at 2009-10-31 09:34
姫路民さん,コメントありがとうございます.

姫路民さんの記事は,拝見したときに「なるほど~!」と霧が晴れたような気分になりました.そういうことだったのか~!と.やはり丁寧で詳細な読解をしておられる方の視点はすばらしいなあ,と感じ入りました.

ブログをいろいろ辿ってつくづく思うことは,自分が好きなものと同じものを好きだと言う方がいる喜びってすごく大きいんだな,ということですね.

そんなわけで,ただ「この作品が好きだ」ということを書き付けるだけの私の記事も,同じ作品が好きな方にちょっとでも喜んでいただけたらいいなあ,と思ってます.

繰り返しになりますけれど,ぷよm@s記事と本コメントは私にとってこれ以上ない喜びでした.どうもありがとうございます.
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