163日目-2 ぷよm@s紹介記事

ウホッ!いいぷよm@s紹介記事!
「ぶら樽、好きなim@s架空戦記作品について語る」の巻 その1 ぷよm@s - 【FF11】ぶらり樽赤ソロの旅【マビノギ】

しかし私のブログを拾ったことといい,この方はいったいどういう検索能力をお持ちなのだろう…

実は私,ぷよm@sの紹介記事みたいなものを書いてみたいなーと思ったことがあって,あれこれ考えていたんだけど,もう必要ないね,こりゃあ.上の記事以外に書くことなんて何もない.ただただ見事というほかない.
お見受けした感じではこの方,記事に書かれていること以上にたくさん語れる内容を持っていらっしゃると思う.それを,「紹介」というテーマに絞って書いておられる.だからこそすばらしくまとまっているんじゃないかな.

いい記事を読むといろいろと語りたいことが湧き出てくる.ってわけで以下,拝読して感じたこと.上の記事の方はネタバレに配慮していらっしゃるが私はネタバレ全開でいくので格納します.ていうかすんごい長文になっちゃった.




上の記事で興味深いのは,「架空戦記とノベマス両方の性質を併せ持つ」というご指摘.なるほどなるほど.やはり架空戦記やノベマスをたくさんご覧になっている方は,きちんと比較したり抽象化したりして語れるのがすばらしいなあ.
で,この点から見てぷよm@sが優れているのは,ノベマス的会話パートと架空戦記的ぷよぷよパートがガッチリと相互作用しまくっているところだろうな.

たとえば,まあどこでもいいのだけど,part2で「春香は負けず嫌い」という設定が,とてもほのぼのした会話のやりとりの中で明らかにされるところがある.思わず見落としてしまいそうだけど,実のところこれはpart6のバトルでの伏線になっているわけだよね.これは架空戦記パートの伏線をノベマスパートで張っているわけで,こんな感じの構成が随所に見られるってことがすばらしい.

…ちょっと話は逸れるけど,ついでにぷよm@sの「構成」について語りたくなった.
ぷよm@sの構成のうまさは至るところで言及されているけど,私が思ううまさのひとつは,話の流れがとても論理的であるということ.論理的ってのはムズかしい意味じゃなくて,「原因があって結果がある」みたいな流れね.フリがあってオチがあるとか,伏線があって回収があるとか.

たとえば上記の春香の負けず嫌い設定もそうだけど,part3の美希のデスタワー覚醒があるでしょ.あれもpart6のバトルの伏線というかフリになっているわけで,part6という回収・オチに向けて,そんな感じのフリと伏線がいろいろ張られているわけね.
ところがそのpart3の美希のデスタワー覚醒も,実はpart1で同じ致死二連鎖であるヘルファイアの強さに美希が「強い…!」ってなってる伏線があるわけで,美希覚醒ってのはpart1の回収であって同時にpart6への伏線なわけだ.
つまり(伏線)→(回収,同時に伏線)→(回収,同時に…)っていう流れができてる.こういう作り方がめちゃくちゃうまい.論理的でしょ.

ところがだな,さらにすごいのは,さまざまな伏線がすべて収束している前半の大回収パート,part6part8は,それ自体がさらにpart12の超大回収パートへの伏線になっているってこと.この流れ.これって凄くない?あまりのことにただ驚くしかない.というか,そうなると今度はpart12もまた,さらに後のパートの伏線にすぎない!ということになるはずで!今度は何が来るんだと考えると…!
興奮せずにいられるかっ!


さて.

話をもとの記事に戻して.上の記事の方が「キャラクターごとの必殺技」「主人公とライバル」という視点で語っていらっしゃるキャラクターについて.
この記事だけでなくこちらの方やこちらの方もご指摘のように,ぷよm@sはキャラクターの使い方がとても秀逸.というか私がぷよm@sに執着する理由はほとんどがこっちだ.中でも美希千早.この二人のすばらしさは,もう以前語ったことがあるけれど何度でも強調したい(せっかく上の方はジョジョに例えることでネタバレしないようにしているのに台無しだけど…).

まず星井美希.この子はもう本物の天才.ぷよぷよの才能もさることながら,ぷよぷよにハマれることそれ自体が才能なんだよね.
あのですねえ,ふだん私はクソ面白くもない仕事に人生の多くの時間を費やしているわけですよ.まあ生活のためにはしょうがないんだけど,いいのか俺の人生?とか思うわけ.でも本当はそれに対処する方法ならわかっている.やってることそれ自体に楽しみを見出すしかないんですよ.人間のやることだから,なんでも奥深くには心躍るほど楽しいことがあるはず.それを見出せば,結果とか関係なくその行為自体を楽しめる.でもね普通の人はそんなところまでたどり着くことはできません.しかし!美希はそこにたどり着いているんですよ.そして仕事とか睡眠とかを犠牲にしてまではまり込むほど楽しんでいるわけですよ.もう羨ましくてしょうがない.生まれ変われたらそんな人間になりたい.つーか今のくだらない人生なんか捨てて美希になりたい.

でもねえ.やっぱり美希にはなれないんですよ.たとえ人生を捨てても.そしたらこの人生でがんばっていくしかないわけです.で,たぶんですね,この人生でがんばったら,いつか報われるんだってことを教えてくれるのが如月千早という子です.
…主観を通り越して妄想になってますけど,ぷよm@sのことになるといつもこうなので気にしない.いや,美希にはなれないけど千早にはなれると言っているんじゃないですよ.ただ僕らの側にいるのは美希ではなく千早だと思うだけで.

美希の天才性は,ぷよぷよをプレイすることへの自発性です.それ自体が目的化している.それ自体を楽しんでいる.でもねこれは天才だからできることで,並の人間はそんなに一つのことにはまり込めたりはしないですよ.ふつうは,何か目標があるから,見返りがあるから頑張れるんです.そこで,如月千早です.この子も設定上は天才らしいですが,美希のようにモンスター的というか狂気の一歩手前というかそういうことはなくて,彼女なりの目的があって練習してるんですよね.その過程をぜんぶ見せてくれるんです.だから,千早には感情移入できるんですよ.美希に対してはもう人知を超えたものというか,憧れというか,そういう視点でしか見られないですけど.

千早の物語は現在進行形なので,この先どうなるかはわからないけど,千早を本気で応援したくなるのは,やっぱりそういうところがあるからですね.


……

………今わかったけど,私にはやっぱりぷよm@sの紹介記事を書くなんてムリだ.ぷよm@sには自分的補正がかかりすぎというか,自分の主観が入りすぎてる.
なんかぷよm@s紹介記事を紹介するつもりがただの自分語りになってるし.もうこのへんにしときます.

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by LIBlog | 2009-10-10 22:18 | 動画サイト関連 | Comments(0)
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