219日目 アイマスクエストIV 第五章序盤まで

アイマスクエストIV,5章途中(2007年投稿分)まで見た.
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すっごいな,これは!

マイリスト アイマスクエストⅣ 閣下列伝シリーズ‐ニコニコ動画(9)

誰でも思うことだろうが,物語そのものの凄さも さることながら,なにより ておくれPが凄いよ.
どうも人気投票動画なんかを見る限りでは,物語をつくったのは このシリーズが初めてみたいなんだけど,だとしたらまあ,才能があったんだなー,としか言いようがない.
才能ってものが ほじくり出されて磨かれていくってのがどういうことなのか,それが手にとるようにわかるって意味で,本シリーズはめちゃくちゃ貴重なサンプルとしても見られるんじゃないかなー.

我々がこのシリーズから学べることってのは,才能の有無はともかくとして,
とにかくやってみること,
そして,その結果を振り返り,改善していくこと.

物語に限らず,何かをうまくやろうって時には これが必須だってことだろう.
もちろん,こうすれば ておくれPみたいになれるってわけじゃないけど,ておくれPであっても,この一連の流れを経ることがなければ,あれだけすばらしい物語をつくることはできなかったのではないか.
だからこそ,そこに学べることがあるんじゃないかな.

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アイマスクエストIV の話もしたい.
とりあえず第一章から第五章04まで見た時点で思ったこと.以下,ほんのわずかだけネタバレあり.

どこまで設計済みのことなのかは分からないけれど,この物語は本当の意味での「二次創作」だと思う.
いくつかのアイマス「二次創作」は,アイマスの物語を理解していても いなくても,同じくらい楽しめる.
しかしアイマスクエストはそうではないように思える.
つまり,「一次創作」であるアイドルマスターとドラゴンクエストIVの物語に乗っかる形で,「二次創作」であるアイマスクエストIVの物語がつくられている.
言い換えれば,アイマスやドラクエの物語とアイマスクエストの物語がガッチリ組み合わさっていて切り離すことはできない.

これは長短あわせもつ特徴だと思う.

短所は もちろん,アイマスとドラクエIVの物語を全然知らない人は,両方知っている人と比べて物語を楽しみにくいだろう,ということ.
たとえば,ある時点と別の時点で「美希の髪形が違う」というだけで,その間に「覚醒」に類する事件があった,ということを読みとらせる描写を受けとれるのは,アイマスの物語を知っている人だけだろう.

しかしこの短所は,同時に長所でもある.
アイマスとドラクエIVの物語を両方知っている人にとっては,もんのすごい高密度の物語を楽しめることになるからだ.

たとえば第二章.
第二章のクライマックスは もちろんファイナルの後半だろう.たった五分ほどの間に,主人公にとって あまりにも重く大きな思いが行ったり来たりし,そしてあの素晴らしいエンディングが導かれる.
ところで第二章は,全体で40分ほどの長さの物語だ.つまりアイマスクエストは,わずか30分強の物語だけで,クライマックスを感動的にさせるほどの説得力を持っている.
…たぶん,これが一次創作だったとしたら,この超短時間に あれだけの説得力を持たせることは難しかったのではないだろうか.
アイマスクエストの視聴者は,アイマスとドラクエの物語を,つまり融合したキャラクターたち二人分の背景をすでに飲み込んでいる.だからこそ,30分強の物語で じゅうぶんにクライマックスで感動できる説得力が生まれるのだと思う.
この「物語の濃厚さ」は,ちょっとやみつきになるなー.

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ところで,第一章から第五章序盤までを見ると,だんだんと「アイマスの物語」「ドラクエIVの物語」への乗っかり方が薄くなり,かわりに「アイマスクエストの物語」が前面に出てきていることに気づく.
第一章や第二章の感動は,アイマスやドラクエの物語なしにはありえなかっただろう.
しかし第三章や第四章の感動は,ほとんど ておくれPオリジナル要素によるものだ,と言えそうだ.
たぶん,第五章は もっとその傾向が強くなるだろう.
ておくれPの物語る力の急激な成長もさることながら,「乗っかっている物語」が,「アイマスやドラクエの物語」から,「アイマスクエストのこれまでの物語」になっていくだろう,と予想されることも そう思う理由のひとつだ.
いやー,楽しみだなー.

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未見のシリーズ動画がたくさんありながら,そしてたぶん以上のようなことは これまでに言い尽くされているだろうけど,どうしても何か語りたい欲求が抑えきれず こんな長文を書いてしまった.反省はしていない.

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by LIBlog | 2009-12-20 22:54 | 動画サイト関連
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