252日目-2 ぷよm@s記事

ぷよm@spart16が公開されたあとに拝見した二つのブログ記事がとても面白かった:

とみほび ぷよの日にぷよm@sはいかがですか

面白くて、しんどい。だからいい。 - Damehumanoid 曰く

ぷよm@sをめぐって語られることが多い演出や構成などの表現論や,ぷよぷよ論(?)にとどまらず,ぷよm@sの物語面をも掘り下げた文章になっている.

で,この記事を読みながら思ったことを書いてみたんだけど,またもや無駄に長文になったので格納します.





前者の記事(とみほび ぷよの日にぷよm@sはいかがですか)は,それこそ物語面だけじゃなく,表現論もぷよぷよ論も含む あらゆる面から ぷよm@s について論じておられ,しかも文章に熱がこもっていて素晴らしいと思った.

で,私としてはやっぱり物語面からの考察がとても興味をひかれる.
例えばこういうところなんかは重要な指摘だと思う:

自分でストイックになれる人なんて、そんなに多くは無いと思うんですよ。
それは天才の部類だと思います。
果たして第3部の主人公は誰なのかという話にもつながるのですが
天才に惹かれていく凡人

これこそがリアル

ですよねー.

とてつもなく面白い何かを見つけ,仕事も睡眠もそっちのけで狂ったように はまり込み,のめり込み,なにもかも捨てて没入できるような生活とか人生ってのは,ある意味では不幸で,ある意味では幸せだろうなあ,と凡人である私は思う.
そういうものを持っている人に,私は あこがれてやまない.
part16で覚醒したように見える真も,たぶん,ぷよぷよを見出した美希の,狂気のようなのめり込み方に魅入られた人なんだろうなあ.

私は,真のような立場になりたいのだろうか?
なってみたい,と強烈に思う反面,平凡や安寧や優しさなんかを捨てることに,おそれとためらいがある.

….

で,後者の記事(面白くて、しんどい。だからいい。 - Damehumanoid 曰く)でdamehumanoidさんがおっしゃっている,「しんどい」とか「心に重たいものを残す」とかは,おそらくそういった類いの思いなんじゃないかなあ.

平凡で平和でやさしい日常とはかけ離れた,狂気の,戦いの世界の厳しさと楽しさの中にいる人たちを外から見ると感じるもの,というか.

いや,自分の思いに引き付けた歪んだ解釈かもしれないけど.

というか,この記事は今までの ぷよm@s記事ではあまり見たことがない観点から書かれていて,すごく面白い.

何かに熱中して,視野が狭くなって…という話で,律子さんと美希を例に挙げていらっしゃるけれど,part14の小鳥さんの物言いとかも,けっこうアレなものがある.
あと美希は真だけじゃなくpart3では亜美真美に,part6part15では春香に,そうとう挑発的な物言いをしている.

また,よくよく考えてみると,そもそも小鳥さんアイドルデビューという,なんというか他人の人生を大きく変えてしまいかねないことをゴリ押ししようとしている千早も,ちょっと何かに熱中して視野が狭くなってるんじゃないかなあ(笑)
まあ初期の美希とか亜美真美は,ほぼイタズラ的な軽い気持ちでアイドルデビューって言ってるんだろうけど,千早は確実に意図してやってるからねえ.

しかし,しかしなお,だからこそ美希も律子さんも小鳥さんも千早も魅力的なんだ! と私は思う.

…話が上の記事から完全にズレてきているけど,もう少しこの話で突っ走りたい.たぶんdamehumanoidさんが記事でおっしゃりたかったこととは全然別の話をしてると思う.何と言うか,すみません.

で,なぜ魅力的に見えるかというと,美希や律子さんたちは知っているからだ.こっちの世界が,やさしさと平安などない狂気と戦いの世界が,麻薬のように人を魅了するものすごい世界であることを.
こっちに来い,と言っているんだ.こっちはすごいぞ,と.

これは想像にすぎないが,千早もそうなのではないか?

千早も知っている.歌の世界がすばらしいものであることを.
たとえ自分の目指していることが,他人の人生を大きく変えてしまうことだったとしても,それがどうした.こっちは魅力的なのだ,こっちはものすごいのだ,こっちは幸福なのだ,こっちへ来い,と言っているのではないか.

音無さんの人生を引き受けましょう.責任は自分が取ります.いまの人生より,こっちの方が魅力的ですよ! いっしょにがんばりましょう!

….

さすがに妄想が過ぎた.もうやめておく.

ただまあ,妄想ではあるけれど,この確信に満ちた姿と図抜けた行動力こそ,魅力的な主人公像そのものであって,まさにこういうところに私は魅かれたんだと思う.

….

あと,上記の記事でなるほどなーと思ったのはこの点だけじゃない.
たとえば,

ぷよぷよに魅入られている美希,律子さん,小鳥さん…
を危ぶみ,またおそらく彼女たちに魅入られている春香,千早,P.

という構図を挙げておられるけれど,これって,ぷよぷよを目的としている人と手段にしている人,という構図と非常にきれいに一致しているよなあ.これもまた,とても興味深い.
で,ここからもいろいろと妄想が湧いてくるけど,あまりにここまで長くなりすぎたし,書くのはやめておく.

相変わらず自分の話に強引に引っ張ってしまい,上の記事のお二人には申し訳ないです,ハイ.

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by LIBlog | 2010-02-06 19:29 | 動画サイト関連
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