ぷよm@s part32とか

ぷよm@s part32が投稿されて (から一週間ほど経過して) います.



【ニコニコ動画】【これは】ぷよm@s part32【ひどい】

ぷよm@s ‐ ニコニコ動画(原宿)

以下,ネタバレ込み感想.



いやあ,笑った笑った.
楽しいという意味ではシリーズ通して最高クラスに楽しい回でしたね.

亜美はしかし,すばらしい善戦でしたw 今まで増長していたぶん亜美が負けるときは相当酷いものになるかと思っていたので,あれだけの戦いをしたのは嬉しい誤算でした.

そして,即時的な楽しさ以外に,今回もっとも興味をひかれたのが,雪歩のモチベーション変化ですね.

おそらく雪歩の「勝つための戦い」は対美希戦になるかと思っていたので,決勝戦,相性の悪いカウンター相手に「勝つための戦い」をすることになる,というのは意外でした.

りっちゃんをして,連鎖のセンスがいいと言わしめる雪歩が,あの短時間でなにを思いつけるのか,そしてその戦い自体が雪歩にどういう影響をあたえるのか,さらに,それについて春香さんはどう思うのか,などといったところに興味をひかれますね.

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さて,part32の感想のついでに,といってはアレですが,part31からpart32の間に投稿されていて,現段階ではまとめWikiには載っていない,重要と思われるぷよm@s関連ブログ記事をリストアップしてみます.

[[NovelsM@ster] NovelsM@sterいわゆるのべますを紹介する企画 その0号
このシリーズを紹介するにあたって,初回と最新回に加えてpart3とpart26を選ばれるあたり,気が合いますね! 以降もノベマス紹介記事をいくつかお書きになっています.

「見たかった」世界と、誰にも見えなかった世界。――「ぷよm@s」part31
part31の感想を基点として語られる論考. 論じられるのは真の内面が中心ですが,このシリーズ全体で何が視聴者に示されているのかについても鋭く迫っておられます. さすが烏蛇さん,鱈Pご本人も「すごい」とおっしゃるこのシリーズの構成についての解説を書いていらっしゃるだけのことはある,と言ってしまうと失礼でしょうかw

「ぷよm@s part31」感想
たいへん熱い感想で嬉しくなってしまうのですが,なにより執筆者の方がお若い! 私とは一回り以上違うと思われます. 本シリーズが世代を超えたファン層に支持されていることがわかって,改めて凄いなぁと思わされますね.

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それから,今回のpart32のリアクション記事で,おそらくこれまでに類のない視点から書かれたものがあるように思われるので,メモしておきたいと思います. こちらです:

すごろく迷走格納庫 (調整中) 話が盛り上がっていたので、一言だけ

はっきりと申し上げれば、私はこういう構造のお話は苦手です。


と仰っておられるように,いわゆるイヤごとですね.
もちろん,亜美が負けてスッテンテンになったからというわけではないでしょうが…….

このシリーズに関して,そのような意見を表明される方は決して珍しくなく,今回も胡桃坂さんが 「相性が悪い」 とおっしゃっています.

ただ,これまで言われているものは,胡桃坂さんの今回や前回の記事もそうなのですが,アイドルたちの言動について直接語られたものがほとんどだったように思います.

これについては私は,damehumanoidさんが以前書かれていた記事と同じように (私が正しく理解していれば,ですが),作品の魅力と表裏一体のものである,という意見をもっていました.

が,前掲のVinegar56%さんの記事は (私が正しく読めていれば,ですが……ってしつこいですか?),もうすこしメタな部分というか構造的な部分というか,を問題にしておられます. おそらくは 「キャラクターをバカにしたり,笑いものにしたりしてもよいという雰囲気がそこに存在する」 ことに焦点を当てて書かれたものではないかと推察します.

ニコ動のようなメディアでは,作品がいかに受容されたかという部分はコメントを通じて実際に形になって作品上に現れるだけに,さらに増幅されていくようにも思われます.

Vinegar56%さんの記事では,これまでいわゆるネガティブコメント問題がたびたび語られています. たとえば:
「敵」を出す難しさ、「敵」のリスク(1) であったり,
偶像とダンスだ! (から始まる一連のぷよm@s関連記事レビュー) であったり,ですね.
こうした記事でも,キャラクターの言動に対する違和感が 「どう受け取られたか」 という視点がつねに,主題的に語られているとまでは言いませんが,少なくとも伏在しているように見受けられます. 私は読めていなかったのですが,以前から一貫して問題にされていたのでしょうね.

で,この点についてですが,これはおそらく,『ぷよm@s』コメディパートの毒味について - Togetter において,鱈Pご本人が 「必死にコメディにしてやわらげようとする一部の登場キャラの努力」 とおっしゃっているところと関連しているのではないでしょうか.

そうであるにせよ,そうでないにせよ,この問題はたしかに存在するとは思いますが,私は見逃していましたし,これからもおそらく気にならずにスルーしていく部分だと思われます.

キャラクターが作中でひどい目にあったり,あるいは作中でキャラクターが笑いものにされたりという雰囲気は,たしかにこの作品に存在していて,そのことを気にしているキャラクターもいれば気にしていないキャラクターもいる. それは物語の根幹にも関わってくる部分で,私自身も大いに気になります.

しかし,作中には存在しないが構造上存在したり,コメントとして存在しているものについては,よほどひどいものでない限り,私は気にならないでしょう.

なので,Vinegar56%さんの視点については,重要だとは思うものの,私が上手く応えられる部分はありません. このお方のご意見に対しては,私は毎回そんな感じになってしまいますね…….

ひとつだけ言えるのは,もちろん同氏もご存知でしょうが,作者や視聴者 (の大多数) にはキャラクターへの愛情があって,おたがい愛情を持っているという確信もあり,そのうえでこのような描写がされている,ということですかね. だからといって苦手意識を持つのは間違いだと言うつもりはまったくありませんが,私個人,あくまでも私個人にとって,とりあえずご指摘の点を乗り越えるには,そのことを再確認しておけば十分だということです.

「もののけ姫」はこうして生まれた。 より,タタラ場のリーダー格の女性を演じている島本須美に対して,一緒に仕事をしている同僚に声をかけるときにどうしても優しそうな声になってしまうことへの,宮崎駿監督のコメント──

優しくしなきゃいけないと思い込んでるからいけないんですよ. 役を.
冷たくあしらって.
難しくないって. 家ではやっているでしょ.
日常生活ってのは,別に聞いてみると,ギョッとするぐらいぞんざいですよ.
ずっと信頼関係があったら,なおさらぞんざいになるもんなんですよね.

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by LIBlog | 2013-08-12 07:29 | 動画サイト関連 | Comments(0)
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