ぷよm@s part34

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社会人失格ですが,今日は書き物仕事がまるっきり進められなかったので,とにかく頭にこびりついて離れないものだけは吐き出しておかないと……! と思い,キーボードを叩いています.

てわけで,軽く感想を.軽く.

以下,ネタバレ格納.




胡桃坂さんの記事でいみじくも指摘されているし,コメントに散見される婚期がどうのこうのという話も結局は同じ事を言っていると思うんだけど,ここではっきりと表に出てきたのは,おおげさかもしれないけれど人生の選択の問題なんだよな.

幸福な人生には,喜び(pleasure)や意味(meaning)を追求する人生のほかに,何かに没入する(engagement)人生がある,とMartin Seligmanは言う.没入状態の時は驚異的な集中力で時間の感覚がなくなったりする.この状態はフローやゾーンなどとも呼ばれる.私にとっては実生活よりもなどのマンガ作品で馴染みが深い.

Life of engagement を追い求めるにはいくつか課題がある.たとえばベイビーステップという作品で描かれるのは,いかにしてゾーンに入るか,あるいは いかにしてその状態を維持するか,といった課題だった.いっぽう,美希や小鳥さんが直面している(または おそらく直面していた)課題は,ゲームなどの他人との競争において没入状態に入るのだとしたら,そのような相手をどのように見つけるか,という課題.もう少し広く言えばいかにして没入できる環境を設定するかという外向きの課題になる.これは以前私がどこかのブログ記事で「美希の課題」と呼んだもので(どの記事だか探すのがめんどくさいから探さないけど),またpeanwebさんも同じことについてかつて言及されていた

なぜ環境設定が問題になるかというと,このような道を追い求める生き方は,(Seligmanが定義するところの)他の幸福な生き方と,ふつうは相容れないからだ.そもそも765プロはぷよぷよではなく,他のことを目的として機能している集団だ.美希のように,このふたつを結びつける道はないわけではないけれど,そもそもそれが美希自身にも可能かどうか分からない上,そんな方策が誰にでも見つけうるはずがない.だから私はみんながみんな追いつけ追い越せで頑張って欲しいとは全然思わない.だって小鳥さんといい勝負をするには,仕事の片手間でぷよを練習すればいいってわけにはいかないんだから.

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画像はpart8より.

となると,基本的には小鳥さん・美希側とその他側が道を違えるしかない.なぜなら,これからも二者の実力差は開く一方であろうからだ.ならば前者が没入する道を諦めて残りに歩み寄るか(かつての小鳥さんのように),または前者は前者で勝手に突き進むしかない.

余談だけど,前者が前者で勝手に突き進むとしたら職場なんかじゃなく別の趣味コミュニティを作るのがいいよね.で,Bぷよなんかまさにそれだよね.

話を戻して,じゃあ小鳥さんや美希はその他の楽しく遊びたい人たちとはもう真剣にはぷよれないの? っていうと,そういうわけでもないと思う.そうするには,小鳥さんや美希が残りの連中の人生観を変えてしまえばいいのだ.美希はそのようなことをこれまでじわじわとやってきたし,そもそも真からして,part14で美希におおいに触発されているわけだし.

何かに没入することを選べば,もしかしたら普通の意味での楽しいこととか,何か意味の有ることを成し遂げることはできないかもしれない.でも,どのような人生を選択するか,何が幸福であるかの答えは一つではない.そしてそれが途中から変更されるとしたら,それは内発的なきっかけを介してしかありえないだろう(ここで ももとせさんのブログ記事を引きたいけど,削除されてしまっているので残念ながらそれは叶わない……).peanwebさんのおっしゃるようなコミュニティ確立のほかにも,小鳥さんや美希は,相手となる人を,その人そのものを変えることが求められることになるのではないかと思う.

……うわ,もう一時間半も経ってる.ちょっとのつもりだったんだけど.
ていうか,なんかぷよm@sとほとんど関係ないこと書いてる? って,まあそれはいつものことか.

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by LIBlog | 2014-07-09 10:51 | 動画サイト関連
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