2011年 12月 18日 ( 1 )

「ちゃんと描いてますからっ!」 「銀の匙」 「みそララ」

星里もちる先生の 「ちゃんと描いてますからっ!」2巻,読んだ.


いつもいつも原稿を途中でほっぽり出して逃げ出す父親に文句をたれつつも影に徹して原稿を仕上げていた歩未が,今巻では少しずつ独歩の兆しを見せているのが印象的だった. 歩未とお父さん,それぞれに抱える優越感と劣等感が加速していきそうな気がして少しだけわくわく. あさのゆきこ先生の 「夕焼けロケットペンシル」 みたいな展開になるのかなー. 個人的にはもうちょっとこじれてほしいところだがw

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荒川弘先生の 「銀の匙」2巻もやっぱり面白かった.


幼い頃から動物の生老病死に間近に接し関わってきた荒川先生の死生観が,主人公の八軒を通してじわりじわりと伝わってくる. これほんと先が楽しみだわ.

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それにしても 「銀の匙」 の八軒とか,宮原るり先生の 「みそララ」 の穀物娘たちとかを見てるとしみじみ感じることがある.


あーこいつらは伸びるわー,このまままっすぐ育てば間違いなく伸びるわー,ってね.

そういうポテンシャルがはっきりわかる若者を見ているのは頼もしくもあり,切なくもある. 正直なところを言えば,こいつらに対しては羨望と嫉妬も感じているのだ. こんだけオッサンになると自分がどの程度の奴で,上に行くような奴らがどういう人達なのかもう分かってくるからね. ただまあ,若い人達にどんどん追いぬかれていっても,芽を潰したり足をひっぱったりすることだけはしたくないなー,と思う. みそララの社長のように,せめてこういう子たちの邪魔はしないようにしなきゃ,と誓いを新たにするわたくしであった.

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by LIBlog | 2011-12-18 18:07 | マンガ・本