<   2009年 07月 ( 30 )   > この月の画像一覧

112日目 TED

Nature 460, 552 (2009).Editorial.科学者が,科学者ではない人に向けて,自分の仕事を語りたいときに,TED conference talksのやりかたが参考になる,という話.TEDのプレゼンは長くても18分(昨日のやつなんか2分ちょい)だ.しかもパワーポイントなしのプレゼンもよくみる.それによって,聴衆も発表者も,一つのメッセージに集中することになる.メッセージというのは,主張したいことであったり,新しいアイデアであったり.
ところでかつて書いた記事では字幕をダウンロードしたいけどできない,とあるけど,できるよ.最近できるようになったのか,以前からできるけど気づいていなかっただけなのかは分からないけど.
[PR]
by LIBlog | 2009-07-30 10:22 | 動画サイト関連 | Comments(0)

111日目-2 英語

TED talkより,「数学の教育を変えるための公式」.高校数学の最終目標は微積分ではなく確率・統計であるべきだという主張.ああ,まさに以前書いたことそのものじゃないか.やっぱそうだよねぇ.
[PR]
by LIBlog | 2009-07-29 23:07 | 動画サイト関連 | Comments(0)

111日目 方法序説

タイトルを漢数字で表すと分かりにくくなるのでアラビア数字に変えてみた.

どうやってたどり着いたのか覚えていないが,山形浩生訳でデカルトの『方法序説』が読めるようなので,有名な「われ思うゆえにわれあり」の部分を読んでみる.
第4部のここだね.

すべてが非現実だと考えたくても、そのように考えているこのわたしは、なんらかの形で存在しなくてならない。そしてこの真理、われ思う、故にわれあり(COGITO ERGO SUM)がまったく確実で、確固たる証拠を持ち、どんなにとんでもないものであれ、疑問の余地はないことがわかった。だから、疑念なしにこれを、わたしの求める哲学の第一原理として受け入れようと結論づけたわけだ。

次の「神の存在証明」ってのはとっても批判が多いようだが,いま読んでみて初めて気づいたが,神の存在証明そのものが正しいか間違っているかよりも,こっちのほうが大事なんじゃないか.
われわれの考えや概念は、それがはっきりしていて疑問の余地がなく真実であり、神から派生しているという限りにおいて真実なのだ、ということだ。

これは以下のような意味だと思う.
「疑う私」以外のすべてのことは真実と断定することはできない.感覚は間違いかもしれない,論理(数学)は筋道が間違っているかもしれない,現実は夢かもしれないからだ.しかし,神が存在して,それが完全であって,そして何かが神から派生した場合のみ,それは「疑う私」以外に真実として認められる,ということ.
つまりここでデカルトが言っているのは,「神が存在することは確実だ」ということじゃなくて,「もし私以外に確実なものがあるとすれば,それは完全な神から派生したものだけだ」っていうことなんだろう.
神の存在証明は,昔読んで「?????」となっていた部分だったけど,うん,こう考えれば非常に納得いく議論だ.


うーん,もう一読して,また微妙に印象が変わってきた.完全な神,ってのは「われ思うゆえにわれあり」なのはなぜ?と考えた時に,「我」の根拠を与えるものとして出てきたのかなあ.う~~~む.
…まあ下手の考え休むに似たりだ.このへんにしとこう.

[PR]
by LIBlog | 2009-07-29 21:09 | 雑記 | Comments(0)

百十日目

とくに更新したいネタは無いのだが,無理やりにでも更新してみる.そのうちかつてのマンガ夜話がそうだったように途中で飽きてもまた盛り返す可能性もあるし.

なんか論文もチェックする気にならんのよね.Cell 138, 257-270 (2009) なんかは分化した心筋をcell cycleに再び入らせて(binucleated な最終分化した心筋はさすがに無理みたいだけど),梗塞心を機能回復させているとか,けっこう重要なんだけど… うーむ.まあモチベーションが上がるのを待ちましょう.

[PR]
by LIBlog | 2009-07-28 18:55 | 雑記 | Comments(0)

百九日目 マンガ

ブログ移転以来これだけ更新しない日が続いたのは初めてである.そろそろ飽きてきたか.

もやしもん 8巻 (石川 雅之).この巻はビール一色.私は飲まないので7巻の味噌醤油の方が興味深かったが,8巻ではストーリーが良かった.美味しんぼの良い回にはこういう系のがあるよなあ.

数学ガール 下 (原作:結城 浩,作画:日坂 水柯).完結巻.このシリーズはよかった.もっと続いてほしかったなあ.フェルマーの最終定理編とかやってくれないかなあ.

いなかの 1巻 (井ノ本 リカ子)

神様ドォルズ 5巻 (やまむら はじめ)

[PR]
by LIBlog | 2009-07-27 21:21 | マンガ・本 | Comments(0)

百八日目 論文メモ

部分日食だったようだが曇っていて全く何も分からず.

Dev. Cell 17, 62-74 (2009).肝臓~膵臓の境界形成機構.消化管の発生では,十二指腸の腹側において,前から順に 肝臓 → 胆管系(胆管,胆嚢) → 膵臓 が出芽してくる.で,胆管系形成と肝臓・膵臓境界形成に,転写因子Sox17とHes1が必要だということをコンディショナルノックアウトその他で示したもの.データは簡素だが手間がかかってるぞこれ.

必要があって勉強しているのだが,Ras-MAPK系やPI3K系とか,基本中の基本パスウェイが苦手だ.結局のところアウトプットが何なのかよくわからないまま議論が進みがちだからね.なぜそうなるかというと,たぶん膨大な過去のデータの説明を全部はしょっている (というか読者が分かっているものと想定している) からだと思うが.

[PR]
by LIBlog | 2009-07-22 16:21 | さいえんす関連 | Comments(0)

百七日目 GOM player,生物学教育

動画プレイヤーは結局どれがいいんだよ!まさかGOMプレイヤー使ってる奴はいないよ…な…:アルファルファモザイク.なんとタイムリーな.きのう入れたGOM playerのtips.

5号館のつぶやき : 「日本の生物学教育はヒト生物学と統計学が欠けている」経由で読んだ記事,「日本の生物学教育はヒト生物学と統計学が欠けている」、筑波の生物学オリンピックで齋藤淳一・日本代表団チームリーダー.これは激しく同意せざるを得ない.Biotechnology Japanの記事は消えてしまうだろうがタイトルだけで十分だろう.特に統計学は,大学でも大学院でも必修にすべきだと思う.私は理学部系だが,大学でも大学院でも,この二つは授業科目には一切なかった.それでもヒト生物学は教科書を読んで勉強できるが(生理学や解剖学などはかなりつらいが…),統計学は最初から独習するのは難しい.しかし統計学を理解していない研究者はダメな研究者だと思う.なぜなら科学的事実は統計的事実だと思うからだ(統計的事実であることは科学的事実であることの必要条件だと思う.しかし十分条件かどうかはわからない).というわけで,実は私はダメな研究者だ.統計学を勉強しなければいけないというのは一年に何回も思い立つのだが,教科書を読んでも数式を自分でつくって追いかけないので本当に理解してはいない.そんなわけで,統計的処理をするときは,似たような論文を持ってきて使っている手法をそのまま自分の系に適用するか,できあいのマニュアル本にのっとってやるだけなのである.本当はそんなことではいけない.…なんか書いていて落ち込んできた.

[PR]
by LIBlog | 2009-07-21 20:07 | ねっとさーふぃん | Comments(0)

百六日目-2 GOM player

GOM PLAYER.フリーの動画再生ソフト.
エラー:2010をなんとかするために.
[PR]
by LIBlog | 2009-07-20 20:30 | ねっとさーふぃん | Comments(0)

百六日目 マンガ

リンケージ(倉田 嘘).ペンネームすごいな.絵に惹かれてジャケ買い.絵は好き.帯によると,少女マンガが置き忘れたものがここにあるそうだ.でも私は振られて号泣する少女よりも心に傷を負ったまま微笑む少女の方が好きだな.…我ながらキモいが.
獣神演武4巻(荒川 弘)

昨日書いた,レッシグのTEDでのプレゼンについて,字幕が付く前に紹介しておられる記事.主眼はプレゼンの方法論だけど.たしかにあのプレゼンは凄かったなあ.

[PR]
by LIBlog | 2009-07-20 14:32 | マンガ・本 | Comments(0)

百五日目 TED,ネットラジオ

TEDの日本語字幕バージョンが充実してきている.
著作権問題やクリエイティブ・コモンズで知られるローレンス・レッシグによる"Laws that choke creativity",法が創造性を圧迫する は,ニコ動その他のMAD職人さんたちにぜひ見て欲しい内容だ.彼は,パソコンやインターネットといったツールの発達により,クリエイティビティが素人にも発揮できる時代になったことを称揚し,それを妨げようとしている著作権の過剰な保護への危機感を訴え,次代を担う子供たちに最大限の可能性をひらこうとしている.MADはレッシグによれば "re-creativity"であって,違法コピーなどといった海賊行為とは根本的に異なるものだ.彼の言葉はネット上のクリエイターさんたちを勇気付けてくれるのではなかろうか.

あとMADつながりだけどネットラジオ 敷居の部屋第2期第7回『空から降ってくる』の巻 を聴いた.ぷよm@sが好きすぎて,それ以外の動画のことはほとんど知らずに聴いたのだけど….それでもなかなか面白かった.

[PR]
by LIBlog | 2009-07-19 23:45 | 動画サイト関連 | Comments(0)