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SUN×GIRLたちは可愛いなあ,という話.

なんか,あわただしく日々を過ごす中で,突然ぽっかり時間が空いたので,ひさかたぶりにブログを書いてみる.

マンガ相変わらずぼちぼち買ってる. よしながふみ先生の「きのう何食べた?」5巻とか,面白い. あ,あと つばな先生の「見かけの二重星」とか良かったなあ. 自分が分裂しちゃうSFと書いて少し不思議と読む系の一巻完結の佳作. ジャケ買いが当たったのよね. 最近ジャケ買いの精度が上がってきたかも.

んで最近,何度も読み返している作品といえば,30M先先生の「SUN×GIRL」1巻. あ,これもジャケ買いしたんだった. おお,やっぱ嗅覚がするどくなってきたかもw


南国に浮かぶ小島,姫子島(ひめがしま)に暮らす少年ひとり少女三人 (これで全校生徒全員!) が大自然を縦横無尽に遊び倒すお話. この四人が三角四角関係で爽やかにドタバタするさまも可愛らしい.

んでまあ,なにがいいかってーと,メインヒロインのひとりうなちゃんがすばらしいのだ. 無口で色黒でつるぺたで素直でドジっ子で動物に好かれて,本人は四人の中で唯一の男の子,りゅうくんが大好き. それを隠す様子もないのがまた,いいのよねえ. まわりからキスしちゃえ! と煽られて思わず目をつぶって準備OK! な態度に出ちゃうところとか.

なんかうなちゃんを可愛いと思うのは,ほとんど動物を可愛いと思うのとイコールな気分なんだよなあ. いまは気分的に,対人関係の複雑さだの緊張感だのを味わいたくはないのだ. そうじゃなくて,ペットを愛でるのと同じ気分で,自意識をほとんど持たずに素直に自分の気持ちを表現しちゃう奴らを愛でたいのだ. 癒しを求めている? って感じかなあ.

あ,そっかうなちゃんが動物に好かれるのって,この子自身も動物だからかw なんか分かっちゃったな.

んでも,こういう態度って,なんかキャラクターを記号化してその記号性を愛するような態度と同じようなもので,ほんとは批判されるべきことなのかもしれない……けど,いいじゃないかそういう気分のときがあったって. そればっかってのはたしかに良くないかもしれんけどさ. いまはそういう気分なんだよ,うん.

ま,そんな感じで,SUN×GIRLを何度も読みながら日々を過ごしている今日この頃でありました.

…….

おお,なんかたった10分くらいで記事が書けたぞ. 内容の良しあしを考えなければ,自分はこのくらいの勢いで書き飛ばせるみたいだなあw

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by LIBlog | 2011-09-27 19:35 | マンガ・本

石田あきら版「まおゆう」1巻を読んだ

石田あきら先生のマンガ版「まおゆう」1巻を買ってきました.


いやー,堪能しました.

作品世界そのものにも入り込んで楽しめますが,ほかにも楽しみ方がありますね,まおゆうシリーズは.

というのは,まおゆうファンの方の多くがそうだと思いますが,私も例にもれず,いろんなバージョンのまおゆうをこれまで何度も読んでるんですよね.

最初は2chまとめサイトで読み.

魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」目次

魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」【パート1】 : SS宝庫~みんなの暇つぶし~

魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」 - ゴールデンタイムズ


そしてろんちさんの動画版.



ゆかいなまおゆう.

まんが「ゆかいな魔王と勇者」

満を持しての書籍版.



そしてネットでも読める浅見よう先生のマンガ版.

まおゆう魔王勇者 | ファミ通コミッククリア

マンガ版でもうひとつ,ろんちさんの4コマ.

まおゆう4コマ「向いてませんよ、魔王様」

私が追いかけられているのは,今のところ以上なんですが,まだ他にもあるみたいです. ドラマCDなんかもあるんでしたっけね.

で,こんな感じで同じ作品の違うバージョンを何度も何度も読んでると,どうしても構成がー,演出がー,みたいなところに目がいってしまうんですよね. ふだん全然そんな批評的に読んだりしないんですけど.

というわけで,石田あきら先生のマンガ版で感じたことなのですが,絵の迫力がすごいです. 目に力があって,女騎士や青年商人の登場シーンが非常に印象的になっています.

また,この巻のクライマックスの一つが,メイド姉妹との出会いの場面,彼女たちとメイド長との丁々発止のやり取り (?) だと思いますが,メイド妹の叫び,メイド長の冷たい視線も心に残ります. こうした絵の力強さは,石田先生のバージョンでは突出しているように感じました.

あと,各シーンの描き方のこまかい違いなんかも当然目につくわけですが,ここらへんは好みの問題になってくるでしょうね. 小説版で頭の中に思い浮かべたシーンとどれくらい一致しているか,それを超えてきているか,みたいなところで好みの違いが出てきそうです.

私の好みでは,前述のメイド姉妹とメイド長とのやりとりを,できればもうちょっとタメてじっくりと見せて欲しかったなあ,と感じてます. メイド姉妹の,とくに姉の方の,心境の移り変わりや,「何かに気づいた」感じ,みたいなのが見たかったなあ,とか.

逆に,女剣士との再会の場面は,おお,これはすばらしいなあ,と思いました. ここは今巻でも特に良かったシーンですね. というのは,女騎士の方は勇者の眼前で,再開の驚きや置いていかれた怒りなんかをあらわにしていますが,喜びの表情を見せないんですよね. 再開後も事務的な話に終始し,勇者たちが去ってからうれしさをかみしめる. 彼女の (私が勝手に読み取っている) ストイックさというか,耐え忍ぶ人というか,報われなさというか,見返りを求めぬ騎士道のかっこよさというか,そういった印象がこの描き方とぴったりと合致して,ああいいなあ,と思ったのでありました.

まおゆうについては,今後も書籍版とそれを読んだ自分自身の印象をベースにして,さまざまなメディアミックスというか,スピンオフというか,いろいろな作者の方の描き方の違いみたいなものを楽しんでいけたらいいなー,などと思っているのでありました.

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by LIBlog | 2011-09-12 21:58 | マンガ・本